幼い頃から犬と暮らしてきました。
生まれる前から両親が飼っており、その後一匹増え、先輩犬が亡くなり、また一匹増えと、常に犬と一緒の生活を送ってきました。
そんな私にとって犬は姉であり、妹であり、親友です。
今は賃貸アパートで妻と二人暮らしですが、近い将来犬も飼える物件に引っ越したいと考えています。
そんな犬ですが、近年の研究でパートナーである飼い主の気持ちに共感できる事がわかったそうです。
実験や研究の内容を要約すると、飼い主がリラックスしているときは犬もリラックスし、飼い主が緊張すると犬も緊張するという事みたいです。
オキシトシンという、信頼や共感に関わるホルモンが影響しているそうで、人間と犬の感情がリンクしている事が科学的にも実証されています。
正直、学の無い私はホルモンと言われもピンときませんが、要するに犬は飼い主と同じ気持ちで生きていると理解しました。
我々が犬と暮らして幸せを感じるように犬も幸せを感じ、逆に私達が犬に会えなくて寂しい時は犬も寂しいと感じているはずです。
全ての言葉は伝わらなくても、大切な気持ちが通じていれば家族や親友と言えるでしょう。
この話は、私が長年一緒に暮らした犬が天国に旅立った時に調べました。
別れの後はとてつもない喪失感で、毎日何をしていても楽しくありませんでした。
しかし、出会ってから別れるまでの幸せな日々の感情が、彼女と私達の間で共有できていたと思うと救われた気持ちになりました。
たしかに、いなくなって失うものはありましたが、それ以上の素晴らしい思い出をもらいました。
街で犬を散歩する家族を見かけるだけで、幸せな気持ちを分けてもらっています。
私もいつかまた、大切な家族を迎えたいと思っています。
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