私が職場の上司に、回らない寿司屋へ連れて行って頂いた時の話です。
上司「大将!紋甲イカ!お前も何でも好きなもの頼めよ。」
私「承知しました。大将、私も同じものを。」
という流れで、上司と二人紋甲イカ食す事に。
本当に美味しいお店で、あの時のイカの味は忘れられません。
しかし、私の一言で上司も大将も凍り付きます。
私「あれ?モンゴルは内陸で海がないのに、どうしてモンゴルイカなんだろう?…あ、もしかして、「オーストラリア産の和牛」みたいな事ですかね?それとも、モンゴルの施設で養殖とか?」
馬鹿ほど良く喋るものだなと、今では思います。
上司「…お前、もしかして、紋甲イカの事をモンゴルイカだと思ってる?」
私「え?モンゴルイカですよね?」
大将が吹き出し、自分がおかしな事を言ったと気がつきました。
しかし、20年以上モンゴルイカと思っていたので、何を笑われているのか理解できません。
上司がメニュー表を指差します。
『紋甲イカ』…もんごういか!!
顔から灼熱の炎が出て、炙りイカになるかと思いました。
穴があったら入りたい、むしろ、穴そのものになりたい気持ちです。
おそらく、誰にも理解できない言い訳ですが、まずイカについて、〇〇イカという種類を区別せず生きてきました。
紋甲イカと人が話してるのも聞いた事もありましたが、紋甲という単語が頭の辞書に無く、一番近しい言葉であるモンゴルに変換されていました。
また、「モロッコ産のタコ」をスーパーでよく見かけるのですが、それが「モンゴル産のイカ」と頭の中で誤認識を助長させていました。
お恥ずかしい限りです。
もし、これを読んだ方の中に私と同じ勘違いをしている方がいましたら、絶対に秘密にしましょう。
恥をかくのは私一人で十分です。
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