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鴨もアヒルも英語ではダック

鴨が野生でアヒルが家畜

小学生の頃、祖母に連れられ高級中華料理店で北京ダックを食べました。

 

皮だけを食べる事が理解できず、大きな違和感を覚えましたが、今では私も居酒屋で鳥皮を注文する大人になりました。

 

最近知ったのですが、北京ダックの肉は揚げ物等して後から食べるらしく、決して捨てる訳ではないそうです。

 

そんなダックですが、日本語にすると「鴨」と「アヒル」両方の意味を持っています

 

セーラー服を着たキャラクターの印象で、「ダック」=「アヒル」と思っている方も多いでしょう。

 

鴨とアヒルは全く別の鳥に見えますが、実は鴨を家畜化したのがアヒルです。

 

つまり、「鴨=野生」で「アヒル=家畜」です。

 

猪と豚の関係と同じですね。

 

そして、鴨とアヒルを交配させたハイブリッドが「アイガモ」と呼ばれています。

 

これも猪豚と同じ原理ですね。

 



北京ダックはアヒルの肉(鴨ではない)

ちなみに、冒頭書いた北京ダックはアヒルの肉だそうです。

 

セーラー服のキャラクターや保険会社のCMでよく目にする、あの可愛らしい白い鳥だと思うと食べるのを躊躇いますね…

 

とはいえ、日本人が昔から食べてきた鴨も、子供を連れて歩く姿はとてもキュートです。

 

しかし、そんな鴨は毎日同じルートを歩く習性があり、捕まえるのが簡単である事から、騙しやすい様子を「鴨にする」と言うようになりました。

 

なんとも可哀想な話です…

 

せめてもの報いに、「アヒルする」という新語を考えたいと思います。

 

「アヒルする」は「保険の見直しをする」なんて意味はどうでしょう。

 

我ながら、百点満点中15点の新語です。