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ラムネの語源はレモネード

旅館やゲームセンターで瓶コーラの自動販売機を見つけると、無意識に小銭を探してしまいます。

 

中身が同じでも、ペットボトルより瓶の方が絶体美味しいと感じます…

 

きっと、瓶が炭酸飲料を美味しくする科学的な理由があるはずです。

 

「瓶は調味料説」論者として、今後も研究を進めていきたいと思います。

 



それはさておき、メイドインジャパンの瓶炭酸といえばラムネですね。

 

味とビジュアルの両方から、不思議と懐かしくノスタルジックな気持ちになります。

 

ポンっと栓を開き、ビー玉を転がしながら喉を潤すと、心だけは少年時代の夏休みに戻ります。

 

このラムネですが、「レモネード」がなまり「ラムネ」と呼ばれるようになったそうです。

 

レモネード…、ラモネード…、ラムネード…、ラムネー…、ラムネ!という感じでしょうか。

 

レモネードと日本人のファーストコンタクトは、かの有名なペリーの黒船だったと言われています。

 

今では当たり前の甘い炭酸飲料も、当時の日本人には未知の飲み物として目に映った事でしょう。

 

その後、長崎にて純日本製のレモネードが開発され、「レモン水」という名称で発売されましたが浸透せず、「ラムネ」の呼び名が定着しました。

 

日本人にとって「未知の飲み物」だったレモネードが、今では「懐かしい味」に感じるのは面白い話ですね。

 

ラムネ一つを取っても、過去と今でイメージが変化するように、今と未来でも全く違っている事でしょう。

 

例えば、私が愛飲する「翼を与えるエナジードリンク」は、近い将来「過去に飲まれていた危険な飲み物」と認識されているかもしれません。