たらい回しの語源
医療機関が逼迫している際、診察可能な病院を探すのに苦労する事があります。
私も経験があるのですが、体調が悪い時に診察を断られると、深い絶望感に襲われます。
しかし、医療機関の方達にも事情があり、断りたくて断っているはずではありません。
日々、当たり前に医療が受けれる状況に感謝しないといけませんね。
さて、続け様に申し入れを断られる状況を「たらい回しにされる。」と言います。
この「たらい回し」、江戸時代の曲芸が語源になっているそうです。
その曲芸とは、「複数の曲芸師が仰向けに寝転び、足でたらいを回しながら、足から足へとたらいを受け渡していく」というものだそうです。
つまり、たらいを次の人へ次の人へと渡す様子から、「たらい回し」という言葉が生まれたとのこと。
実際の「たらい回し」がどんな曲芸かはわかりませんでした…
なるほど。
語源は分かりましたが、曲芸の内容が正直よくわからないです…
YouTubeで「たらい回し 曲芸」と検索してみても、実際の様子は見つかりませんでした。
足で渡すという様子から、相手にされず別の人を紹介するという意味になったのでしょうか。
江戸時代の人々も、未来にまで残る言葉だと思っていなかったでしょう。
我々が今使っている言葉も、遠い未来違う意味で使われる日が来るかもしれません。
例えば、時間を無駄に過ごす事を「リモート会議」と呼ぶとか…
それにしても、たらいは回されたり落とされたり、本業以外のフィールドで活躍しますね。
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