缶電池ではなく乾電池
充電式の家電が増え、乾電池の使用頻度は減りつつあると思います。
しかし、テレビやエアコンのリモコン等、まだまだ乾電池は現役です。
この乾電池、「乾いた」「電池」と書きます。
知的レベルの低い私は、長年「缶電池」だと勘違いしていました。
筒状の金属なので、「缶」に入った「電池」だと思い込んでいました。
この件は、人に話した事がなかったので、恥はかいていません。
普段、真面目に働いている手前、小学生レベルの漢字を知らないなんて事、隠し通さねばなりません。
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乾電池の何が乾いている?
さて、乾電池の漢字は覚えたものの、なぜ「乾く」なのでしょうか。
乾電池が開発された頃、主流は「湿電池」だったそうです。
化学に疎い私ですが、理科の授業で教わった記憶が微かにあります。
レモンにプラスとマイナスの電極を差して、豆電球を光らせる実験やりませんでしたか?
あれはレモンの果汁を電解液として利用した実験です。
湿電池は、液体から電気を作る為、持ち運びが難しく活用できる場所が限られていました。
それに対して乾電池は、電解液を固体に染み込ませた電池を意味します。
つまり、どちらかというと乾いてるだけで、湿度0%というわけではありません。
缶コーヒーも、中身は液体ですしね。
そういった意味では、「缶電池」という誤字も大きくは誤っていない気がします。
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